=令和4年度天童商工会議所青年部スローガン=
身だしなみを整え、教養を高め、力を蓄え、胸を張って未来へ羽ばたく
2022 天童商工会議所青年部
会長 古澤裕之
会長所信
【はじめに】
仲間とご飯を食べたり家族と旅行したりすることが当たり前に出来ない世の中で、青年部活動もまた、様々な事業や活動、仲間との関わり合いが思うように出来ないもどかしさが続いています。
新型コロナウイルスは世界中で多くの人々の健康を奪い、社会生活を奪い、多くの時間を奪いました。しかし我々の成長や進化に欠かせない“学び”までを奪うことはできません。
我々青年部は若き企業家団体であり、地域社会の経済的発展の支えとなる事を目的としています。青年部活動を通し自己研鑽をし“学ぶ”事が自社業の永続、発展に繋がり、そして地域に貢献できる企業へと成長できると私は信じています。そのために、我々は学び続けなければならない。
【スローガンへの想い】
青年部の活動方針である綱領を実現するためには、青年部の理念であり進むべき方向を示している指針を理解し実行する必要があります。今年度の天童YEGは「学ぶ〜身だしなみを整え、教養を高め、力を蓄え、胸を張って未来へ羽ばたく〜」をスローガンに掲げ、指針の本質である教養を学び、文化を学び、地域を学び、行動し学び続けることで地域社会に貢献してまいります。
―――[身だしなみを整えるとは]
国際社会の一員である我々の行動は常に多くの人に見られています。身だしなみを整えるという事は、精神的にも肉体的にも美しく、人前で胸を張ってスマートに行動するための土台だと思います。服装にも文化と伝統、マナーがあり、それらを“学び”磨き上げることが時代の先導者には必要だと考えます。
―――[教養を高め、力を蓄えるとは]
教養とは多くの知識を身につけることで養われます。今まで青年部活動で経験した事を活かしつつ、新たな時代に合った考え方に変革していく事。あらゆる角度から物事を考えてみる事。今まで積み重ねてきた経験やアイデア、習慣と共に、今年度これから“学び”身につける新たな知識を掛け合わせることで、身体に力が蓄えられ、それが経済人としての自信に変わります。知文化的諸活動を心豊かに行うためにたくさんの新たな知見を“学び”ましょう。
―――[胸を張って未来へ挑戦しよう]
コロナ感染症の脅威、多様性社会、SDGs への取り組みなど世界中が大変革の時代だと言われています。商人として、経営者として、今まで同様の考え方や行動では乗り切れない時代、革新的なアイデアや戦略が求められる時が来たと思います。
地域社会に求められる情報やウィズコロナ時代に求められる事を情報収集した後、それを行動に移していかなければなりません。新しい事を試す時、そこには挑戦という事が必要となってきます。自分にとってひとつでもこれが新たな挑戦だと思える行動をとっていきたいと思います。それぞれのステージで各自が一歩でも前進できるような挑戦をする事が天童商工会議所青年部全体の糧となり、力強いチームへの第一歩だと考えます。
【最後に】
私たちは、家族や仕事を大切にしながら、日々の青年部活動を通じて自己研鑽をしていきます。切磋琢磨できる仲間がいるからこそ私たちは多くの気付きや“学び”を得ることができると思います。青年部活動の中で出会った仲間は、何よりもかけがえのない友情で繋がります。ともに学びともに成長していきましょう。1年間どうぞよろしくお願い致します。