【全国女性会会長賞】「
みんなが守れば」
高擶小5年 金田 翔
ゴミぶくろをのぞいた時、せっかく種類別のふくろがあるのに、ぼくは、がっかりしまた。ぼくの家が、ペットボトルの当番の時の話です。ゴミ収集車が行った後、お母さんがそ
うじに行ったら、二つのゴミぶくろに赤いシールがはって置いてあったそうです。お母さんは、その二つのゴミぶくろを家へ持ち帰りました。ぼくは、お母さんと一緒にふくろの中身を見てびっくりしました。ペットボトルの容器の他に、ペットボトルのふたや、油、シャンプーの容器など、いろいろな物が入っていたのです。ぼくは、ゴミ収集車の人が持っていかない理由がわかりました。ぼくとお母さんでペットボトル以外のゴミを決められたふくろにきちんと分けました。お母さんは、今度は、ふくろに名前を書いて、分別して出してくれるといいね。と言っていました。ぼくは、こんな身勝手な行動に納得がいきませんでした。もしもちゃんと分別して出せば、それがゴミではなく、再利用されいろいろな物に生まれ変わり、またぼくたちのくらしの役に立つのに分別できない人がいるなんて残念でした。
ぼくは、この機会にゴミがどのように生まれ変わるのか興味をもち調べてみることにしました。ペットボトルは、ペレットという砂のような物から服やバックに変わり、缶は、工場で鉄やアルミの原料に、紙パックは、トイレットペーパーに変わる事がわかりました。
物を作り出す資源には限りがあると聞きます。地域住民がゴミの出し方のルールを守り、しっかり分別してゴミを出すあたり前の行動が大切な資源を守り、ぼくたちの命を守ることにもつながるのです。ゴミぶくろにはってあった赤いシールは、ぼくたち一人一人にそうした意しきをしっかりもってほしいという警告なのだと思います。